オープン時に膝や上半身にあたる風は、フロントシートとドアの間の隙間、左右シート間中央の隙間から入って来る。(写真はクリックで拡大します)
<1>今回は、ゴルフカブリオレの時に試作したアクリル板を使って隙間(写真緑部分)に後方からの風が入らないようにし、中央部だけ少し高い位置にアクリル板をつけた。小さな隙間はガムテームで封じた。(左写真)
40km/h:
後頭部に軽い風はあたるが、それがかえって開放感を与えるので良い。外気温12℃だったが寒くなかった。
60km/h:
頭上後方からの風が後頭部と上半身に当たり、少し寒く感じるが不快ではない。
<2>途中で、中央のアクリル板を20cmほど、Bの位置からAの位置へ上げた。(右写真)この状態だと、
40km/h:
ほとんど風が入らない。
60km/h:
頭上後方からの風で後頭部の髪が揺れるが、髪は乱れない。後頭部以外に風は当たらない。
<実験走行時の状態>
天候:陽のない曇天で外気温12℃(夕方16時ー17時)
服装:袖をまくり上げたカラーシャツ、帽子なし
窓:全部閉じた
幌:全開
<結論>
1)シートと車体との隙間を塞ぐことは必須。
対策)純正のウィンドストップのように後部コン
パートメント全体を蓋をするようにトノカ
バーで覆う。
2)高速走行しなければ、ヘッドレストの高さ分ある遮蔽板が中央部分にあるだけで十分。多分、夏はBの位置であればいいと思う。おおげさすぎるウィンドストップは開放感を奪う。
対策)2段階式のアクリル板をトノカバーに垂直
に立てる。
1段階めの高さで市街地走行に効果ある。
3)高速走行の際には、ヘッドレストを越えた高さの車幅分遮蔽板が必要。
対策)2段階式のアクリル板をトノカバーに垂直
に立てる。
2段階めの高さで高速走行に効果ある。
ということで、結論にしたがってウィンドストップを自作します。
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