今日、浜離宮朝日ホールでカンツォーネの大会、今の時代マイナーですよね。会社の人が参加するので毎年応援に来ている。ホールの聴衆のほとんどは知らない人なのだが、このホールでカンツォーネを聞くのは居心地がよく、知っている人ばかりの感じがする。ただ残念なのは毎年審査基準がよく分からないのだ。今年も腑に落ちない審査結果があったが、僕こそカンツォーネを分かっていないのだから、そんなことは言えないのかもしれない。
4年前、この大会で一人だけ僕の心を打つカンツォーネを歌った女性がいた。結果は入賞もしなかったのだから、審査結果にはもう4年も憤慨し続けている。その4年前のカンツォーネ大会終了後、朝日ホールのこの写真のアーチの下で、偶然その女性に会った、偶然に。で、僕はその人のカンツォーネが一番良かったって言うと、ものすごく喜んでくれた。あれから、その女性のリサイタルには毎年通っている。嬉しいことに、4年めにして今夜、その人ははじめて準優勝した。僕が応援した会社の人は特別賞をもらった、今夜は本当にいい日だった。
明日1日は、会社関係者の音楽会の手伝い、だから、ダッシュボードの作業に全く手をつけられない。ダッシュボードは相変わらずラジオがない代わりに穴があいている。iPodはトランクに埋められている。
(この記事の日付は6月25日(土)になっていますが、本当は日曜日の夜中の1時前)
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