チェロを担いで

　生まれてはじめてチェロをかついでバス停まで歩き、バス、電車と乗り継いだ。パジャマで外出するようなはずかしさ。バスは大変、こんな日に限って混む。ビートルに早く戻って来てほしい、本当に。
僕のチェロケースはソフトなので神経を使う、バスや電車のシートに座らないでチェロを護らなければならないので疲れる、本も読めない。ハードケースならそんなに神経を使わないですむのだが、僕のハードケースは重すぎて外出に持ち出せない。ハードケースの軽いものは30万円もするので買いません。国立でチェロを担いでいる人達はほとんどそんなケースばかり。
写真はチェロ教室の下にある楽器屋さんの前で。