高校の頃、好きだったレイ・ブラッドベリに"October country"という短編集がある、日本語タイトルは「10月はたそがれの国」。ブラッドベリはイリノイを舞台にSFを書いている作家で、今は相当な歳になっている。10月のイリノイ州は、雲に覆われた木枯らしで寒い「黄昏(たそがれ)の国」なのだ。そのイリノイ州から1000kmも北にウィニペグがある。メープル街道はウィニペグとイリノイの中間程度の緯度にあるのだから、イリノイのOctober Countryよりもはるかに黄昏れているはず。天気予報を見ると今週のメープル街道沿いはどこもシトシト雨の模様、昼間の気温は7℃から13℃。それでも、僕がカナダの森をドライブする頃には晴れ上がっていることを確信している、青空と紅葉のイメージ。
昼のTVニュースでモントリオールのラバルの高速道(19号線)が陥落したという、19号線は下の地図のあたり。全然ひとごとでない。カナダのYahooニュースを見ると、このあたりで2000年に工事中の高速道が陥落したことがあったらしい。どんな注意をして運転すればいいのか?
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