ドライブ中の僕の頭の中に浮かんでは消える感覚はシャッフルする繋がりのない僕のテーマ、iPodのおかげ。昔天文台のあったグリニッジのカティサーク号が焼けてしまったらしい、アバディーンの港に郷愁を感じる僕の中で、北海に面したアバディーンの港とロンドンのカティサーク号はいつも二重写しの印象、なぜか分からない、エキゾティックインディアから香料や紅茶を運ぶクリッパーが海原をクルーズするその景色は、もう大昔になってしまったPAN AM クリッパーが地球を一周する景色よりも超魅惑的、「紺碧の海原」は「青い地球」という言葉よりも遥かにダイナミックなイメージ、その海原を何度も往復していた、というイメージ、オープンでドライブする、頬に流れる風と遠くに聞こえる人の声が、思い出したイメージを前頭葉にゆっくりと写す。
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