9月30日の夕方、花巻空港横の花巻農学校の次にNuvi360は、不器用にイギリス海岸へ遊歩道を選択してナビしてくれたけど、何とか車が通れる道に出会い駐車場にたどり着くことが出来た。
北上川の畔に宮沢賢治が名付けたイギリス海岸の案内パネルの解説はこんな感じ。
イギリス海岸
ここは猿ヶ石川と北上川が合流する西岸で水が引くと白い泥岩が露出します。それがイギリスのドーバー海峡に似ていることから、賢治はイギリス海岸と名付けました。第三紀の頃は海の渚だったと推定され、賢治は修羅の渚と詩っています。賢治はこの場所を好んでいました。夏の夜空に南北に流れる天の川と地上を流れる北上川の間を小さくてたよりない軽便鉄道が橋を渡って行きました。そんな光景から、不思議な名作「銀河鉄道の夜」が生まれました。
青空文庫:宮沢賢治の「イギリス海岸」
グーグルマップ:イギリス海岸
現在は水位が高く、川岸の泥岩が露出することがない、浅瀬があると判る程度。それで、花巻市は来年から年に1日だけ上流のダムからの放水を止め、来年の秋分の日にはイギリス海岸を見ることが出来るらしい(ソース:先月の朝日新聞の社会面の記事、日付は忘れた)。
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