頭痛空間

朝から雨、昼間も多分雨だったと思う、来週のHM君の東京・ロシア・新潟の準備を終え、夜の冷たい雨の中、駐車場のビートルに向かう時、不意に頭痛の予感。たどりついた駐車場のビートルの中で、窓にあたる雨の雫を見ながら、エンジンをかけたまま、ギアはPのまま、頭痛が去るまでの小１時間、北里大の先生に言われた通りに、頭痛の僕は車を止めて静かにしていた、暗い雨の視界は頭痛に優しく、すぐに治りそうだと思った、

その時間の中で、録音したボイストレーニングの自分の歌声を聴いてみた、アー、その発声に落胆、「人前でStardustを歌えるという実感」を感じたはずなのに、実はひどい発声。頭痛が止むまでの間、車幅灯を点灯したままの僕のビートルに２台の車がやって来た。１台は「やぁ、」と笑顔の挨拶。もう１台はピータンのかわいいムルティプラ、はじめて直に見るその愛嬌のある顔に頭痛は消えて行ったような気持ちになる、そして、再確認した悪い発声を何度も何度も帰りの車の中で矯正する努力が、頭痛の打撃なんか飛ばしてしまったように感じる。

Comments

[投稿情報: ピータン]

小一時間のクルマの中にいたのですか？
頭痛治まりましたでしょうか？
不要なアイドリングなどしないだろうYosioさんのクルマがずっとエンジンかけっぱなしの様子だったので、心配でクルマで見にいってしまいました。

[投稿情報: yosio]

小１時間、途中、ムルティプラに遭ったりしているうちに、運転出来る自信がついたので、帰宅しました。今朝は寝てました、会社は午前中だけ休みました。車で休んでいる時に自分の発声練習を聴いて、その大欠陥が判ったのは大収穫でした。偶然出会ったムルティプラは何か緻密な意志を持っているような横顔でした。