新年度最初の1日目は、朝早くから渋滞の幹線道路。朝一番の社長訓示を聴くためにいつもより早く出勤する必要性は蚤の涙程度という認識。暗雲一転明るい空が開ける気配は経営方針なんかにはなく、僕達社員や各部門がお互いを尊重し助け合おうとする気持ちと笑顔にある。その気持ちと笑顔を社内に見ることが出来るから楽観していればいいのかもしれない。
新年度1日めの仕事は打ち合わせばかり。足下のやり残しの仕事を手につけるのは来週になってしまう。僕達の職場に配属されて来た新人に何もかもありのままに仕事環境を説明していると、僕達は数えきれない妥協の産物を大量に生み出しているのが判る。不本意と感じている仕事が何て沢山あるのだろう。
まだ明るい夕方に会社を出ると広がる景色の色合いが目新しい。空一面に渦巻く雲は、色の調和の静かさよりも、世界のダイナミズムの激しさが僕達を支配している暗示の景色。
(太陽黒点数:25 )
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