楽観的に構えることにしていたのに、結局無駄に心配して、今日は自転車通勤をよしてしまった。朝のバスの車窓から見える春の日射しの中で、「息せきながら自転車をこいで内部被爆したくない」なんて心配してバカか、と思った。昨日と同じに渋滞のない道を快適に走るバスに乗客が少ないのは大震災のせいではなく、学生達の春休みの時期だったのにやっと気がついた。何かが違うことを感じながら、何でも大震災と結びつけようとしている。計画停電に合わせて僕達の会社がフレックスを停止したり、予想しない日常がどんどんやって来る。だけどもっと見えない本質的なこと、僕達の思考、が、今までと違う日常を作り出している。今まであたりまえに思っていた事をやっと僕達は考え直そうとしているのかもしれない。
RICOH GRD2 (太陽黒点数:76 )Tachikawa Tokyo
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