「火花」の前半はそのシチュエーションが僕にとって特殊すぎて感情移入しずらかったが、小説の7割すぎた頃には小説の世界に入り込んでいた。僕の好きなタイプの小説ではなかったのだけど、爽やかな気持ちにさせてくれないそのシチュエーションだったけど、もう一度読み返したい。又吉氏は本物だと思う。「火花」の後は、「ハイペリオン」(上)を読み始めたら、あっと言う間に小説の中に入り込んでいた。荒唐無稽なシチュエーションの方がしっくりくると言うことは、現実逃避したいということなんだ。と言うことは、「火花」は現実をまっすぐ見つめているってこと。
写真は先月買ったLEDキャンドル、本物そっくりに揺らぐ炎の横で夜中も読書。
iPhone5s (太陽黒点数:66 )Hachioji Tokyo
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