1月22日に載せた朝日新聞(2016/01/21付け夕刊社会面)の記事「被災地タクシー 幽霊を乗せて」で、東北学院大学の社会学ゼミ生が311の最大被災地・宮城県石巻市のタクシー運転手たちが体験した「幽霊現象」をテーマに卒論を書いたという内容。
『震災後の初夏、季節外れのコート姿でタクシーに乗り込み「南浜まで」と告げた。「あそこはほとんど更地ですが構いませんか」と尋ねると、「私は死んだのですか」と震える声で答えた。驚いて後部座席に目を向けると、誰も座っていなかった。ーー証言した運転手がみな恐怖心ではなく、幽霊に畏敬の念を持ち、大切な体験として心にしまっていることが印象的だった。「こんなことがあっても不思議ではない。また乗せるよ」と言う人もいた。ーー「一人一人の死の重みがあるということ。それを伝えたい」』
それが単行本として発行されるので、今日予約した。
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