家に向うビートルに乗り、ラジオをつけないまましばらく走る。今朝もそうだったのだが、交差点に来ると大抵「みどり」になる、それは夜もそうだった。後ろにつく車は僕から離れて行く。スピードの出しすぎ、イライラしているのだ。アクセルを思いっきり踏み込んで突っ走る。
多摩川を渡る橋の上で、iPodをつけると、流れて来たラブサイケデリックは、今の僕には違和感で聴くに耐えない。数曲スキップすると、そうなりたい気持ちの音が流れて来る。賛美歌名曲集の「いつくしみ深き」(日本語歌詞)と、次に流れてきた曲:後で調べるとハワイアンのアルバム「Hawaiian Memories」の「He Punahele」(愛しき人)だった。どちらも、静かに体に染み込んできた。
写真は夏のスコットランド、この道を降りて行くと森と丘に囲まれた小さな湖にたどり着く、そこに戻りたい。穏やかな気持ちになりたい。
オープンで走りたいのだが、花粉が多すぎる!
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