今回は生まれて初めての入院の上、昨日の午後に生まれて初めての手術を受けた。点滴されるのも初めてなのに全身麻酔。手術台に呼ばれるまでベッドで待っている間の落ち着かない気持ちはいい経験。手術着に着替え写真撮影してもらう。「手術室にはカメラは駄目よ」と牽制。手術台に運ばれ手術チームの人達が手際よく僕の体に器具をつけ手術台にくくりつける、やって来た主治医(女性)と挨拶、この人のそばにいると気持ちが休まる。その主治医に執刀してもらえるのが嬉しい。麻酔を点滴で流し始めたとたん眠りに落ちて行った、あんな簡単に眠ってしまうとは。僕の体はビートルと同じで乗り物にすぎないと思った、この体は借りているだけ、僕の意思で方向を変えるぐらいのことしか自分の体を使えていない、借りているものはもっと大事にしなきゃね。
「終わりましたよ」という言葉が何回か聞こえて来た。「目を開けて」という言葉、睡魔にさからって目をあけてみたけどやはり眠くてそのまま目をつぶったら、主治医が「簡単な手術ですんでよかった」と言ってくれた、それだけで十分。満足して眠り続けた。
術後の経過がいいので来週火曜日に退院と決まった、この竜宮城にいられるのはあと3日だけとなった。
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