僕の机の内線電話は目の前で鳴っても当たり前の電話の音なので、全然気がつかない事が多い、電話に出たくないのもあるのだけど。それをいつも見ているTさん(フランス語が得意な女性)が着信音をいつの間にかジュピターにしていた、ジュピターのあまりにもスローなリズムと低い周波数が僕の日常からかけ離れているから、アピール力は抜群だった。緩やかなリズムと静かな音程がそんなに目立つような仕事環境。
また使いだしたNokia 6630に入っていたサザンのTSUNAMIに気がついて、聴いてみたらあの懐かしい夏の日を思い出させる。
僕達は食事をしながら、今夜の会食先のオーナーが寒い小雨の中、ぼんやりと通り過ぎる人達を見ているのを見ていた。もうすぐ夏至になる夕方の空は夏のスコットランドのようだった。どうせなら路駐のビートルも写したかった。
昨日の雨が今夜まで続いた寒い日。
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