ミラーに映った歪んだカブリオレ、歪んでいても全景が映っている。オリンピック精神を検索して調べてみると、その内容と今のオリンピックの全てが腑に落ちない。歪んだミラーを見るような世界、それを報道するメディアも歪んでいるんじゃないか?、主催国だけじゃない、競い合うスポーツを自然に受け入れている僕達のものの見方だって歪んでいるように見える。
4年に一度、戦争がない時も国同士を競わせる必要があるんだろうか?あえて国の順位を決める必要があるのだろうか?オリンピック精神に逆行しているように思える。オリンピックに「よい手本となる教育的価値」が本当にあるのだろうか?日本の学校教育と同じような感じがする、競争ばかりが目立つ。競争する意地ばかり、
<オリンピック憲章の最初の部分の一部>
・オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、全体としてバランスがとれるようこれを 結合させることを目ざす人生哲学である。文化や教育とスポーツを一体にするオリンピズムが求めるのは、努力のうちに見出される喜び、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。 ・オリンピズムの目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励すること を視野に入れ、あらゆる場で調和のとれた人間の発達にスポーツを役立てることにある。この趣意において、オリンピック・ムーブメントは単独又は他組織の協力により、その行使し得る手段の範囲内で平和を推進する活動に携わる。 ・オリンピック・ムーブメントの活動は、結び合う5つの輪に象徴される通り、普遍的かつ恒久的であり、5 大陸にまたがるものである。その頂点に立つのが世界中の競技者を一堂に集めて開催される偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会である。
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