朝から雨、昨日会社を休んだので、出勤途中の雨が気持ちいい、僕は会社が好きなようです。会社や経営陣にぐじゃぐじゃした気持ちを持っていても、会社や会社にいる人達のことが好きなんですね。休み明けの朝、そんな実感を持つ典型的な日本人サラリーマン。
八ッ場ダムが想定していた水没状況が左の写真。長野原町の人々がはっきりして欲しいと要望していることは、ダム湖の左右の両岸に出来る移住先の新造成地と両岸を結ぶ3つの橋の建設工事などの付帯工事を中止にしないでほしいこと。今のところ中止指示がないから工事は着々と進行している。JRの線路もすでに山の中に出来上がっていて、駅がこれから造られようとしている(左点線)。国道も山の上に完成している(右赤線)。
しかし、ダム本体は中止指示されたため、実際は左下の写真のように水没予定地がそのまま生き残る。だから一部住民は新造成地に移住しない人も出て来る可能性がある。これからの生活環境がどうなるのか住民達には何も知らされていないから不安とストレスの混乱の中にいる。町が住民達に「移住をどうしますか?」と訊けるような状況ではない。新造成地に移住するためには今までの土地を国に売り、造成地を購入しない限り移住は出来ない、造成地が無料で提供されるわけではないから、老人世帯は新しい土地や家が手に入るわけではない。日本政府はダム本体の建設中止だけ明言しているが、その他の付帯工事と長野原町をどのように再建するのか全く説明していない。
【水色が吾妻川、黄線が吾妻渓谷遊歩道を歩いたルート、黄緑線:国交省のマイクロバスで回ったルート】
Pentax K-m White with DA21mm(下2枚はポスターを撮影)
(太陽黒点数:13 )
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