夕闇の駅に向かう裏道を歩くと、もうマフラーはいらない、まだ空気は冷たいけど、開放感のある空気の香りを感じるほどに、寒くない。夏の宵の散策のような感覚、朝読んでいたKindleの小説の世界の中を夢想して、くねくねした細い道を歩きながら、星々の空間をめぐる他愛のない話の世界に描き忘れた日常を今ここに捉えたつもりの僕の思界。横を僕と違うリズムで、人が追い抜いて行く、その和音を無視した旋律、嗅いだことのない香しく違う文化、どれも受け入れることの出来るそんな感じの開放感、この空間は、朝読んでいた小説よりも、多分、Stardustの歌詞の世界に近い、朝の小説よりも過去の気持ち、懐かしい人の香りの空気、季節が変わり始めている、
iPhone 3GS (太陽黒点数: 32 )
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