朝食のテラスから見える湖畔は黄緑に輝いて、湖を囲む山並はうっすら霞んでいる朝。相変わらず富士山は奇麗に顔を出している。柱の向こう側のテラス席から時々聴こえてくる赤ちゃんの笑い声とそよ風。この日は超広角だけ、ビデオカメラは持って来たけど、結局一度もバッグから出していない。長い朝食の後、赤ん坊のいるテラス席の横を通りすぎた時、テーブルから「あら、アンズちゃんは?」という声。昨日の朝、九頭竜神社で遭った老夫婦とお孫さん達だった。アンズはコテージで留守番、多分ソファーで丸くなって寝ています。僕達はアンズの留守番には安心しきっている。
コテージに戻ると、アンズはソファーではなく、ベッドの枕元で寝ていた。だからソファだけでなく、ベッドも大掃除してからチェックアウト。
関所に寄り、アンズは別の犬や子供達に愛嬌を振りまきながら、僕達は寄せ木細工を探し、それでもう箱根を切り上げることにした。快晴の連日だったけどとても涼しかった、ドッグヴィレッジのコテージは広くはないけど、犬同伴には最適な環境、食事も温泉も景色も良かったし。多分、また来るつもり。
帰路は、強羅の犬同伴可のホテル「ハイアット・リージェンシー」をチェック、部屋の豪華さはともかく、環境景色を含めて箱根プリンスが一番という結論。御殿場経由で都心に向かう途中、足柄SAでドッグランと散歩。
サングラスのミーニーマウスが乗ったカブリオレが可愛くて、ずーっと後をついて行った、不気味に思わせてすみません。この色のカブリオレは初めて。
東名から都心に入るのはこの10年来初めて、渋滞の首都高をノロノロと走りながら、1Q84に浸る。
PENTAX Q (太陽黒点数:160 )Hakone
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