青空だけで、違う世界に移動した気持ちになる。海から遠い八王子なのに、空が海原をイメージし、雲が大洋を渡る船、アバディーンからリスボン、リスボンからアフリカ西海岸沿いに喜望峰を回ってインド洋に向かう300年前の大冒険、荒唐無稽なイメージが、コバルトの空の光の中からはじける快晴の朝。
樹々の緑の光がサラサラとそよぐ道をアンズと歩きながら、奇麗な世界、明るい光に包まれて、カメラを構えるとアンズは立ち止まり、シャッターを押すその音を聞いてアンズはまた歩き出す、アンズは僕の文化に染まってしまい、僕が幸せだと思う感覚をアンズも楽しんでいるように思えてしまう。
それでいいんだけど。
それでいいんだけど。
PENTAX Q (太陽黒点数:58 )Hachioji Tokyo
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