始発のバスより早い電車に乗るために歩いた甲州街道から覗くコバルトの空はいい予感。11時から始まる奈良の教会での結婚式に１時間前に到着。教会は興福寺境内に接した純日本式建築の「奈良基督教会」。
教会は興福寺の南側に隣接しているので、近鉄奈良駅から徒歩５分で到着。先に興福寺へ行ってしまうと遠回りしてしまう。結婚式と別会場での披露宴までの隙間時間に奈良散策。奈良は大学が多いので出張も多いのだけど、いつも奈良散策は中途半端、いつか本気で周りたい、思っているだけ。
「奈良基督教会堂」の入り口（写真上）、中に入ると本格的な大きなキリスト教会、祭壇の反対側にはパイプオルガン。ビデオで撮影していたので、肝心な映像はビデオばかり、iPhone撮影はここにある写真だけ。だいたい記事にも肝心なことを書いていない。教会については「レトロな建物を訪ねて」が詳しい。
新婦のご家族は女系でキュートな女性従兄弟達が披露宴を運営した面白い手作りの披露宴でした。僕の子供時代、都内の女系祖母の実家を訪ねた時の若い叔母たちに囲まれていたあの雰囲気を思い出す楽しい披露宴でした。彼女たちや両親達、祖父母も皆、この教会に併設されている教会幼稚園を卒園しているんだって。でもクリスチャンじゃないみたい、柔道を極め、能を極め、奈良町の家は和服のお仕事で、海外観光客が喜びそうな人たち。
鉄道おたくのおじさん達につられて近鉄ビスタカーを恥ずかしげもなく撮影。ビスタカーも時代ものになってしまった。あの子達が結婚するんだから、時間はどんどん過ぎているんだ、あー、加速度が激しい。結局、泊まらず、ビスタカーとのぞみで日帰り、これでは日曜日の吉祥寺チェロパーティー不参加の理由がちょっと正しくなくなってしまった。
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（太陽黒点数：92 ）Nara
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