実験室で、直径30cm長さ3m の超大型のガラス管を使った実験をしていた。ガラス管の内壁に沿って螺旋状のコイルヒータが設置されていて、ガラス管の中心軸にサンプルが高速に左か右に移動できる直径5cmほどのガラス管を置いていた。大型のガラス管の方には窒素が充填してあったと思う。実験は僕をいれて4人で行っていた。1時間ほど順調に実験が進んでいたが、あるサンプルを入れ替えて、サンプルの移動を始めた時、僕は目撃していなかったが、内部にあるガラス管が割れたのだろう、小さな破裂音がした後、超大なガラス管が膨れて来た。それを見て、実験室の出口に皆で逃げだし、実験室のドアを駆け抜けた時、背後でガラス管の砕け散る大きな破裂音がした。廊下に逃げて来たのは僕をいれて3人だった。実験室の中をそっとドア越しに見ると、床一面にガラス屑と機材が散乱していた、その中に一人がうずくまっていた。自動火災警報装置が火災アラームを点灯していたが、なぜか音が出ていなかったので、警報ボタンを押した。確かに爆発はしたけど、火の気配はなかったのでボタンを押してよかったのかと思った、警報機の横の受話器を取ると、消防署のオペレータが訊いて来たので、「**の54号館1階の実験室で、中規模の爆発があり、実験機材が散乱したが、火は確認できない、ひとり怪我しているかもしれない」と喋っている所で、これが夢の中なのに気がついた、 でもその54号館の廊下の先の入り口から、数人のスタッフが覗き込みながら「火事か?」と訊いていた。夢なのが分かっていたが、受話器を持ちながら僕は頷いた。いや爆発したが、火事じゃなかったと思いながら、建物の空調機が動いているのを思い出し、粉塵が火事を起こすかもしれないと気づき、受話器を置き、空調器制御盤のある地下へ向かおうとしたが、もうその時すでに完全に目が覚めて、僕は54号館から離れてしまった。晴れた日の朝、スーパームーンの日、ちょっと疲れているのかもしれない、仕事も立て込んでいるし、、
PENTAX Q (太陽黒点数: 120 )Hachioji Tokyo
コメント