2日めの今日も快晴だけど、昨日と比べ物にならないほどの冷たい空気(零下1℃)、通りを走る車のルーフに雪を載せて走る車がちらほら目立つ。昨日撮影した写真が1.2GB、今日が2.6GBもあるので写真選択に時間ばかりかかる。
せっかくこのツアーを企画していただいたMSさんやOKさん達が使える資料としてまとめるために別のブログに八ッ場ダム特集記事と写真を用意するつもり。今日は10時から「やんば館」の会議室で、現状のダム関連の工事状況と住民の生活状況を国交省と群馬県、地域広報室の方の説明と質疑応答で40分間。その後、国交省が用意したバスに乗って、ダムが出来たら水没する全域と山の上に造成されている住民達の移転地を周り、数カ所ではバスから降りて詳しい説明を受けました、だいたい2時間の行程でした。
国交省の方も群馬県の方もダム建設賛成・反対のどちら側からの説明でないこと、国からの指示で工事が進行している現状の説明だけであること、ダム本体の建設については白紙状態になっていること、しかしまた政権交代があったとき別の状況になってしまったら、さらなる混乱を生むので、国に対してダムが本当に必要なのか不要なのかを公式に明確にしてもらうことを要請しているとのこと。不要であればダムを作る必要はないというのが今日の説明でした。地域広報室の方(女性)は、住民達の生の声を切実に説明してもらいました。
こんな簡単な説明で済む内容ではなく、特集記事が必要です。無責任な政治が多くの被害者を作って来たという印象。こんなことが日本国中に起きていただけでなく、同じようなことを政府開発援助(ODA)でアジア・アフリカに拡散させている事実や世界銀行についての風評も僕達はもっと知らなければならないと思います。この2日間に見聞き出来たことは本当に有意義で、企画されたMSさんOKさんに大感謝です、ありがとうございました。(4枚めの写真はバスから見かけたカモシカ)
昨日の記事「2009/12/6八ッ場ダム」を修正追加しました。
Pentax K-m White with DA21mm
(太陽黒点数:0 )
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